参考書籍の紹介
今回の参考書籍はこちらです。べべん!!
「最新ビジネスと今さら聞けない仕事の超基本」
今回は、本書のChapter4:制度・手続きをまとめてお届けいたします。
それでは、どうぞ
Chapter4:制度・手続き
まずは前提といたしまして、制度・手続きとは、会社への届け出のことです。
その上で、会社への届け出は2種類あります。
1つ目は、労務管理上のもの
多くは「休み関係」です。→遅刻届け・早退届け・有給休暇申請など
2つ目は、人事管理上のもの
「個人の身分関係」→住居変更届け・結婚、離婚による届けなど
「退職関係」→退職願・退職届
「その他」→資格取得・給与振り込み先の変更など
※これらの届け出は、企業によって形式が異なるので上司や先輩に確認しておこう。
それでは休暇の取り方と退職の仕方を見ていきましょう。
有給休暇の取り方
有給休暇は、2018年6月の「働き方改革関連法案」により
年10日以上の有給休暇所持者は、毎年5日間は有給休暇を所得する
ようになっています。
その上で〈上手に有給休暇を取ること〉も知っておきましょう。
◎上手に休暇をとるコツ
・段取りは的確に
=やるべき仕事は終わらせておくこと
・周囲への配慮
=繁忙期や長期休暇はなるべく避けるようする
・早めに引き継ぎをしておく
=あなたの代わりにカバーする人にも準備が必要です
有給休暇を取得するのには遠慮はいりません。
「お互い様」の気持ちが大切なのです!!
出産・育児に関わる休暇について
出産・育児に関わる休暇はいくつかありますが、3つだけ知っておこう。
1、産前休業
=出生予定日の前6週間で取得できます。
2、産後休業
=出生日の後8週間で取得できます。
3、育児休暇
=子供が1才になるまで取得できます。
僕は子供がいないので取得したことがないので、体感していませんが
まだまだ出産・育児の休暇は取得しづらいようです。
今後は子供を育てながらでも働きやすい環境が整うことが期待されています。
更なる周囲(お互い)の理解が必要になりますね。
介護に関わる休暇
介護に関わる休暇については、2つ知っておきましょう。
1、介護休暇
=要介護者1人につき1年で5日まで取得可能です。
*半日単位の取得も可能です。
2、介護休業
=要介護者1人につき通算93回まで取得可能です。
*3分割にして使用も可能です。
ちなみに、介護休暇・介護休業を取得する際の対象者は
父母・義父母・配偶者・祖父母・兄弟・子・孫 となります。
休暇取得時の引き継ぎ6つのポイント
①フロー
=業務の全体像を伝えましょう。
②スケジュール
=最終の締切日を伝えること。
③予算
=予算、請求日、支払い方法、契約書の有無を伝えること。
④関係者
=関係者の役割を一覧にしておこう。
⑤経緯
=業務の始まりから、これまでの流れ・懸念事項・変更箇所などの詳細を伝える。
⑥ゴール
=目的と手段を確実に伝えること。
簡単にまとめると、業務の全体と現在の時点を的確に伝えましょう!!
ということになりますね。
転職・退職の手順
僕は、FIRE(経済的自立による早期リタイア)を目指しているので達成した際には
実際に活用するようになるでしょう。
ここでの手順も簡単に紹介します。
1、決断
*会社を辞めるための理由をしっかり持っておきましょう。
2、申し入れ
*事前に上長へ報告しておきましょう。予定を押さえておくことが大事です。
3、退職願を提出
*ここまでくると後には引き下がれませんよ。
4、退職届を提出
5、退職
やったーーーー
〈捕捉〉
・退職日には、挨拶回りやお礼の品を準備しておこう!!
・業務の引き継ぎがあれば隅々まできっちりと!!
・会社の備品は全て返却しましょう!!
・繁忙期などであれば、断られることもお忘れなく!!
退職願・退職届は丁寧な字で書くことも礼儀の1つかもしれませんね。
退職時は周囲への感謝は超大切ですね。姿勢で示しましょう。
ボサンヌ的 今日のシメ
休暇を取得することは皆さんの権利です。休むべきタイミングでしっかり休みましょう!!
そして、お互いが休みやすい環境を作ることも良い職場へと発展するでしょう。
それでは、またね
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