今回の参考書籍
今回も、
「FIRE 最強の早期リタイア術」 (作)クリスティー•シェン&ブライス•リャン
です。
今回は、本書の第11章〜12章の内容を僕なりにまとめてお届けいたします。
FIRE後の敗者にならないために
FIRE達成後に4%ルールを活用する事で、30年間資金が保たれる確率が
95%あることは前回の第10章で述べられていました。
しかし、5%の人たちは30年後に資金が尽きてしまうのです。
ただ、この5%の人たちはFIRE直後に運悪く、暴落相場に当たってしまったという
原因を知っていると、敗者になる確率を下げることができるのです。
その方法こそが、、、
現金クッションと利回りシールドです‼︎
まず、現金クッションとは
金利の高い預金口座に貯めておく現金の事です。(いわゆる緊急時の準備金)
この準備金がいくら必要になるのかは次の計算で求められます。
(年間支出ー年間利回り)×5
で、求められます。
*「×5」をするのは、下落相場(世界恐慌)が続いた最長期間が5年間からきています。
次に、利回りシールドとは
ポートフォリオの分配金利回りをあげる事です。
分配金は株価に関わらず、必ず支払われるので暴落相場で活躍します。
その方法を2つ紹介いたします。
①優先株を買う
優先株のイメージは、普通株と債券を掛け合わせたものです。
配当金は、債券→優先株→普通株の順番に支払われます。
要するに、利回りが普通株よりも高くなり、リスクは低くなります。(暴落相場につき)
【条件として】
インデックスETFを選ぶこと‼︎ これは忘れないようにしましょう。
→手数料が上がれば元も子もなくなります。
②高配当株を買う
高配当株とは、
成熟企業の株を買う事です。
成熟企業は、自社の自己投資ではなく株主への配当を優先的に行います。
これほど大きな企業は、潰れる可能性が低い上に、配当金利回りが下がることがほとんどありません。
【これについても】
インデックスファンドを選ぶことは忘れずに!!
ここまで紹介しました
現金クッションと利回りシールドをFIRE後5年間意識することで、5%の敗者を避けられる
可能性が一段に下がるそうです。
著者もFIRE後に下落相場に見舞われてい待ったそうですが、この方法で乗り越えたそうです。
そして今では、世界中を旅しています。
(→不思議なことに旅行時の支出は、今までの生活費と変わらなかったそうです。)
今日はここまで、内容がちょっと難しかったかも知れませんが、FIREまでの時間にコツコツと
勉強することで、理解できる時が来るのではないでしょうか⁉︎
一緒に勉強しましょう。
それでは、またね
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